今回は、水彩画をご紹介いたします。四苦八苦しながら、楽しんでいます。

私が使っている絵の具と筆
私が今使っているのはアクリルガッシュです。
水彩でも使えるので、今この一種類を使っています。最初は分からなくて18色のを買いましたが、使わない金とか入っていました。年賀状を描くとき使ってみました。面白い絵が描けました。
アクリル絵の具
クリアケースは、フロッピーが入っていた箱。アクリル絵の具を売っているお店はなかなか行けない遠い所にあります。少し多めに買ってきて入れておきます。
水彩画用具
これは普段使っているものです。水入れはペットボトルを半分くらいに切ったものです。持ちやすいようにペコの部分は残して切りました。右上の物は濡れたティシュなどを置くためのトレイです。総菜のパックなどをきれいに洗ったものです。筆を拭くのにも使うのであると便利です。左下の卵パックはパレットにしています。アクリル絵の具はすぐに乾いて、パレットを洗うのも大変なので、そんなことに時間と体力を費やしたくないと考えて、卵パックを使うようになりました。次の日も使う時は、絵具に水を垂らしてビニールの袋に入れておくと固まらず使うことが出来ます。色を混ぜたり試し描きは、コピーの裏紙やカレンダーの裏などを使います。
筆は、写真にあるものを中心に使っています。筆の使い方が分からないので、試行錯誤中。
画材屋さんの筆のコーナーには、アクリル絵の具専用に分けられたスペースがあって、画材の事を良く知らなくても買いやすくなっています。
水彩用画用紙
画用紙は、緑と赤の表紙は地元のホームセンターで買ったもの。右側のは、英国製のケント紙です。絵具の吸い込みが凄く良いです。ちょっと高かったので、恐れ多くて描くときに緊張します。

私の手引書
水彩画はとても苦手です。着色失敗したら終わり、みたいな一発勝負的なところがあるからです。大きい紙は集中力が続きません。それで紙を小さくして最後まで描くようにしています。
そんな私の手引書ともいうべき本をご紹介いたします。

野村重存先生の「今日から描けるはじめての水彩画」
筆、絵具、鉛筆、消しゴム、紙などの道具のそろえ方、描き方を順を追って説明するなど、懇切丁寧に書かれています。子供たちが小中学の時に使っていたものをお下がりして使っていた私には、ありがたい手引書です。初心者にとって「なるほどー」が詰まった一冊です。
勝手に師匠とお呼びしている野村先生は、木曜よる7時からの、ダウンタウンの浜田さんが司会を務めているTBSテレビ「プレバト」でも時々拝見します。出演者の絵の評価や書き方などをご指導されていて、こちらも楽しみで見ています。

月刊誌「一枚の絵」
色々な先生方が色々な角度で、色々な表現方法を教えて下さっています。書き方もご指導なさっています。一枚の絵は、コンクールなどを開催していて、腕試しに出品するということも出来ます。本屋さんでこの「一枚の絵」を初めて手にしたときは、早く家に帰って絵を描きたいと思いました。


永山裕子先生の「もっと透明水彩を楽しもう。」
永山先生の本を見た時に、このようなアーティステックな絵が描けたらなーと感動して買いました。永山裕子先生の本はたくさんあります。どの絵も家でじっくり見たいですが、花の描き方を初心者にわかりやすく描いていたので、この本を買いました。


では、私の水彩画を。
初めての挑戦、静物画
永山裕子先生の本を見て、家にあるものを並べて描いてみました。オー~~マイ画~~!!スケッチブックF8
バラとユスラウメ
次に描いたものです。バラとユスラウメ。うーーー梅が腐りかけてるゥゥゥ・・英国製ケント紙A4
ユスラウメ
ユスラウメ。自分ではグラスの形が上手くなったと自画自賛。英国製ケント紙A4
横川の下滝木漏れ日
横川の下滝下流。スケッチブックに。(15×21.5cm)
横川の下滝新緑
横川の下滝。スケッチブックに。(15×21cm)
月待ちの滝
月待ちの滝。スケッチブックに。(16×22cm) 月待ちの滝は鉛筆画でも描きました⇒こちら
大北渓谷初夏
大北渓谷。スケッチブックに。(15.5×21.5cm)
里川秋景
里川秋景。スケッチブックに。(22.5×16cm)
神社前の1本桜
神社前の1本桜。スケッチブックに。(19×16cm)
里山の春の風景
里山の春。スケッチブックに。(21.5×17cm)
森林公園春
森林公園。スケッチブックに。(21×16.5cm)
アイリス
アイリス。スケッチブックF8。
バラ・ブルームーン
バラ・ブルームーン。スケッチブックF6。
染井吉野
染井吉野。スケッチブックに。(18×14cm)
沈丁花1
沈丁花。英国製ケント紙A4
沈丁花2
沈丁花。英国製ケント紙A4
紅いバラ
紅いバラ。スケッチブックF6
庭の花
庭の花。スケッチブックに。(21.5×16cm)

まとめ
水彩画は、油絵に比べ厚みがないし発色も悪く存在感が薄いと思っていました。でも、じっくり描いてみるとそうでもないかもしれないと思うようになりました。
水彩画は水を使います。描くときに紙の上にポタリと色水が落ちたりします。すると、途端にやる気をなくしていました。自分の想像していた完璧な絵にはならないと決めつけてすぐに諦めていました。最近は絵具ポタリしても、たくさんの水をかけて筆で洗うようにすればよいことや、違う色をにじませると面白い色になることをちょっと知りました。早く「にじみのピノ子」と呼ばれるようになりたいです!!

絵の記事は、「ピノ子の絵【えんぴつとクレヨン編】」「ピノ子の絵【色えんぴつ編】」を書きました。こちらもご覧ください。

次は、ベニヤ板に描いた絵をご紹介します。

「ベニヤ板に不透明絵具アクリルガッシュで描く茨城と福島の風景・花」を書きました。水彩と違い、後で手直しが出来る所が気に入っています。
アクリル絵の具で描いた絵は「【ピノ子日記】therealashketchumさんの絵に感動」でもいくつか紹介しています。

水彩画の続編をアップしました。「アクリル絵の具で描く水彩画2018茨城と福島の風景、色鉛筆で描く庭の花」で見ることが出来ます。

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